不動産購入と言えば、マイ・ホームを手に入れることと同義だと捉えている人も多いのではないでしょうか。
皆さん、ドリーム・ホームの購入を望まれていると思いますが、その前に投資用不動産の取得が得策となる場合があります。
その手法は、実はローカルの人びとにとっては主流です。
それはなぜかと言うと、ファースト・ホーム・バイヤーの利点を生かし、また、お得な所得税控除システムを活用できるからです。
そして資金をセーブすると共に、政府によるインフラ増強などによりキャピタル・ゲインを狙えるエリア・物件への投資によって値上がりした分のプロフィットを、今度は理想的な住宅購入に充てるといった、サクセス・シナリオを描くことにつながります。
ニュー・サウス・ウェールズ州の場合、ファースト・ホーム・バイヤーは、60 万ドル以下の新築物件に対して1 万ドルの政府補助金、65 万ドル以下の物件に対して物件価格の約4%に当たる印紙税の免除を受けることができます。
ただし、現在のニュー・サウス・ウェールズ州で、理想の住まいを、その価格帯で見つけることは至難の業。
一方、その利点を見す見す逃すことは、機会損失だとも言えます。
その特典を得るには、当初の6 カ月間は居住することが前提となりますが、60 万ドルの不動産購入であれば、約3 万2,500 ドルものベネフィットを得ることができるのです。
加えて今は、公定歩合が1.5%とオーストラリア至上最低金利です。
金融機関で借りると、4%前後の利息で借りることができます。
そうすると、利回り4%以上で回る物件を取得すれば、賃料収入でキャッシュ・フローが生まれることになります。
また現在の金利では、2%の物価上昇率とかんがみて、銀行に預けていても、資産が増殖することはありません。
それであれば、何に投資すれば良いのか。
金か株、もしくはビットコインか……。
不動産は、有形で実際あるもの、そして投機要素も低いため、投資対象として人気があるのです。
こうして、賃料収入を得ながら節税もでき、資産も残すことが可能です。
キャピタル・ゲインを得た段階で、リファイナンスもしくは不動産を売却し、予算を増やした状態でドリーム・ホームを手に入れる。
まさしくそのシナリオを、弊社セミナーでも紹介しています。
そういった手法で、皆さんにもそのようなサクセス・ストーリーが描けるのです︕ぜひ年末年始をゆっくり過ごされる機会に、今後の資産運用について、考えてみてはいかがでしょうか。
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