不動産コンシェルジュ「Orion Star Property」のジャスミンです。
私が2 人の子どもを育てる専業主婦のJ さんにお会いしたのは2008 年10 月の当社のセミナーでした。
彼女は、当時、ファースト・ホーム・バイヤーがどのようにして、政府から2 万4,000 ドルの補助金を受けられるかを知りたい、またスタンプ・デューティー1 万7,990 ドル免除対象の不動産を購入したいということで、弊社が開催した不動産セミナーに来られました。
これまでJ さんとご家族は、オーストラリアへ移住後、マイホームを購入するために新築のモデルハウス見学や中古物件のインスペクションに100 回ほど足を運んでいましたが、自分が用意できる6 万ドルの頭金で購入できる家の値段が50万ドルまでであることに悔しい思いをしてきたそうです。
彼女の夫の年収は約6 万ドルで、税金を控除した後に残るのは、レントと生活費と養育費などをぎりぎりカバーできるくらいほどの額……。
日本よりも厳しい生活をしていると話していました。
ファースト・ホームの購入で生活レベルを上げたいと言うJさんの願いが切実だったので、私も大きな責任を痛感し、どの不動産をお薦めすれば良いか慎重に検討しました。
その結果、頭金5 万ドルで契約、その1 年後に完成するオフ・ザ・プラン(先購入後着工不動産)の物件をファースト・ホーム・バイヤーとして購入、ファースト・ホーム・グラント2 万4,000 ドルを手に入れ、1 万7,990 ドルのスタンプ・デューティーも免除されました。
このファースト・ホームは物件購入の6 カ月後から投資用不動産として運用し、週650 ドルのレント収入があります。
また、この物件の完成時に支給された2 万4,000 ドルと貯金していた現金3 万5,000 ドルをデポジットとして利用し、ブリスベンで35 万ドルのワン・ベッド・ルームのマンションを投資不動産として購入、週420 ドルのレント収入があります。
J さんはファースト・ホームのエクイティー(純資産価値︓資産価値から負債を差し引いた残余の価値、住宅の上昇によって生じた価値)とブリスベンのマンションのエクイティー、貯金を集め、ついに3 ベッド・ルームのユニットをマイホームとしてを購入しました。
彼女は近い内に、マイホームと2 軒の投資用不動産を合算して、ドリームホームである一軒家を
購入できると思います。
現在ファースト・ホーム・バイヤーの補助金は1 万ドルで、スタンプ・デューティー(家の値段の4 パーセントである税金/位購入者が支払い)は65 万ドル以下の物件を購入すると全額免除されるため、J さんのように賢い不動産購入をされてみるのも良いでしょう。
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