明けまして、おめでとうございます。
本年も、オリオンスター・プロパティー一同よろしくお願い致します。
今年も、皆様にとってベストなソリューションとなる、最良の不動産を紹介させて頂けるよう精進して参ります。
昨年は、シドニーやメルボルン、パースといった主要都市、また炭鉱の街ダーウィンを中心として、オーストラリアが未曽有の不動産価格下落を経験しました。
資本増加率の昨年比は、シドニーのハウスで-4.5%、アパートで-3.2%、メルボルンのハウスで-3.2%、ブリスベンのアパートで-6.8%、パースのハウスで-2.2%、アパートで-4.5%、キャンベラのアパートで-4%、炭鉱ブームの過ぎたダーウィンでは何とハウスで-12%、アパートで-11.4%にも及びました。
過去30 年間、毎年平均10%という驚異の上昇を遂げてきたオーストラリアの不動産価格。
そして2015 年には、一機に不動産価格高騰の波も押し寄せていました。
ここに来て価格調整期に入り、一転買い手に有利なバイヤーズ・マーケットへと転向。
買い手には、ディベロッパーや物件オーナーからの値引きやStamp Duty 免除など、優遇条件を導きやすい、格好の買い時が訪れています。
この下落は、2015 年一機に価格高騰したことによるところも去ることながら、海外バイヤーへのサーチャージが上がったりローンが付きにくくなったことによって一過的に海外投資家が離れたこと、また自国民や永住者に対してもローンの審査基準が2017 年~2018 年特に厳しくなったことが起因していると考えられます。
しかし、それ以外でオーストラリアの経済成長を示す指標において重要なのが、人に関する統計です。
失業率はオーストラリア全体で5%、シドニーでは4.2%に留まっています。
また総人口が110 万人増加し2,500 万人を突破して、過去最高の人口増加率1.6%を記録するなど、過去の実績を上回り順調に推移しています。
シドニーの人口は、2017 年時点で510 万人と推定され、年率2%の人口増加を経験。
向こう20 年で75 万件の住宅供給不足が、シドニーで予測されています。
不動産の価格変動の波は7 年の周期で、上がったり下がったりを繰り返すと言われています。
しかし、人口と物価が上昇し経済成長を遂げていく以上、また政府によるインフラ開発計画が存在する限り、長期的な視点で言えば不動産価格は必ず上がって行くと言えます。
2019 年末にはまた反復すると予測されるオーストラリアの不動産価格。
それまでのバイヤーズ・マーケットに、是非お得なディールを検討されてみてはいかがでしょうか。
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