資源が豊富で金融市場が安定している
オーストラリアは日本とは異なり、ほとんど地震がなく地盤の安定した大陸です。
また、世界最大のウラン資源国で、鉄鉱石、石炭、天然ガス、原油などの豊富なエネルギー・鉱物資源も有する天然資源の生産国として知られています。
さらに、水源に恵まれ農業も盛んなため、穀物など食料自給率はカロリーベースで230%超と豊富。
オーストラリア国内で流通している野菜、果物、乳製品、肉などのほとんどが国内の農家で生産されたものです。
そのため、オーストラリアのGDP は世界10 位以内をキープし、世界経済における金融市場も非常に安定していると言えます。
空室率が低く安定した賃貸収入が得られる
オーストラリアは今現在も人口が増え続けている国。
出生率が高く、英語圏ということもあり他国の学生や社会人からも留学先、就職先として人気で、積極的に移民を受け入れていることから、2018 年の時点で人口は2,500 万人を超え、コロナ禍は停滞したものの現在人口は500 万人を突破しています。
そして、NSW 州では2061 年まで年間48,000 人の人口増加を見込んでいます。
増加する人口の需要に対して、不動産の数は圧倒的に足りていません。
2061 年までに170 万件の不動産が必要になると言われていますが、これでは単純計算で年42,000 件の物件を40 年間かけて建設しなければ、需要と供給のバランスが取れないことになります。
しかし、現実にはさまざまな制限から年6,000 件の建設に留まっているため、供給がまったく追いついていないのが現状です。
そのため、世界的に見てもオーストラリアは全体的に空室率が低く、首都のキャンベラは0.8%を記録しています。
「オリオン・スター・プロパティ」の顧客には、「620 ドル(6〜7 万)/週の家賃で賃貸物件を探したが、なかなかなく750 ドル/週しか見つけられなかった」という方も。
不動産オーナーからしてみると、空室率が低いことで高い家賃でも借り主が現れることはメリットと言えます。
不動産を貸し出すことで、長期的に安定的な収入を得られるからです。
物件価格が上昇し続けている
オーストラリアもコロナ禍の2020 年7 月には物件価格が停滞していましたが、それ以外は常に物件価格が上昇し続けています。
その上昇率は非常に高く、
1985 年は平均8 万ドル(約750 万〜800 万円)
1995 年には20 万ドル(約1,800 万〜2,000 万円)
2005 年にはさらに価格が上昇し53 万ドル(約5,000 万円)
現在は110 万〜130 万ドル(約1 億円)と10 年で約2倍以上に跳ね上がり、38 年で約10倍にもなりました。
物件を持っていると節税対策になる
日本では3,000 万円の物件を購入する場合、相続税40%、贈与税50%がかかりますが、オーストラリアでは物件に相続税と贈与税がかかりません。
そして、ネガティブギアリングと呼ばれる、年に1 回税金の調整を行う日本の源泉徴収と似た制度がありますが、その際に所有不動産を経費として計上することが可能です。
そのため、オーストラリアでは物件を持っているほど節税することができます。
また、日本では物件購入は本人が主体となって進めていく必要がありますが、オーストラリアでは買い手と売り手がお互いに弁護士を雇うことができます。
通常は弁護士に間に入ってもらい、買い手と売り手の代理となるその弁護士を通して物件を売買することになりますので不動産売買における心強いサポートになります。
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