1 年間で戸建て価格が最も上昇したシドニーの地域
1 年間で戸建て価格が最も上昇したシドニーの地域は、ベルビューヒル(Bellevue Hill)です。
1 年間で約900 万ドル(日本円で約8 億5 千万円)、18.4%上昇しています。
世界的にも有名なボンダイ・ビーチや、プライム市場の価格をリードしている代表的なダブル・ベイ、ワトソンズ・ベイにも近いところがポイントです。
また、2026 年開港を目指す西シドニーの新空港に近い、シドニー西部の住宅価格も成長しており、戸建て価格も高い上昇率であることがわかります。
メリーランズ・ウェスト(Merrylands West)の場合、約105 万ドル(日本円で約1 億円)、14.8%上昇。
オラン・パーク(Oran Park)は約110 万ドル(日本円で約1 億300 万円) 、14.6%上昇しました。
アジア系が多く居住している地域が目立ちます。
シドニーのハーバー・ブリッジを基準としたシドニー北部では、ノースショアと呼ばれる地域の一つであるゴードン(Gordon)が、約360 万ドル(日本円で3 億4 千万円)、14.7%上昇しました。
シドニー郊外まで行くと、NSW 州北部海岸沿いのセントラル・コーストにも多くのアジア人が居住しており、その中でもへェムリン・テラス(Hamlyn Terrace)が約88 万ドル(日本円で8 千万円)、10%上昇しました。
これらの地域は、「オリオン・スター・プロパティ」でも多く分譲してきた実績のある地域です。
購入した物件価格が1 年間でもこれほど上昇したことは、成功的だと言えるでしょう。
1 年間でユニットとマンション価格が最も上昇したシドニーの地域
1 年間でユニットとマンション価格が最も上昇したシドニーの地域は、戸建て価格の上昇率が高かった地域と同様に、2026 年開港予定の西シドニーの新空港に近い、エドモンドソン・パーク(Edmondson Park)が、約72 万ドル(日本円で約6 千700 万円)、15.2%上昇しました。
また、同じく西部地域のスコットフィールズ(Schofields)が、約65 万ドル(日本円で約6 千万円)、9.2%上昇。
シドニーのノースショアに位置するワルンガ(Wahroonga)は、約100 万ドル(日本円で約9 千500 万円)、8.6%上昇しました。
ワルンガは戸建ての価格上昇率が高かったゴードンの隣接地域でもあります。
コロナ禍以前に、「オリオン・スター・プロパティ」ではスコットフィールズのマンションを分譲したこともあります。
FirstHome Buyer の条件を満たしている場合、政府から補助金支給、税金免除など多くの特典を受けられる物件だったこともあり、当時は多くの顧客が購入したとのこと。
結果、スコットフィールズは1 年間でかなりの価格上昇が起きたので、こちらも顧客にとっては朗報でしょう。
他にも、ハーバー・ブリッジを渡った北側にあるミルソンズ・ポイント(Milsons Point )では、ユニットとマンション価格において約257 万ドル(日本円で約2 億3 千万円)の平均取引価格を示しました。
ミルソンズ・ポイントは、シドニーの有名な年越し花火をオペラハウスを背景にして鑑賞できるスポットで、毎年多くの人々が見物に集まります。
1 年間で戸建て/ユニットとマンション価格が最も上昇したシドニーの地域まとめ
<House>
<Apartment>
上記のことから、シドニーを代表するボンダイ・ビーチなど、代表的な施設名だけ聞いてもなじみがある「有名で高い価格帯の不動産」と、2026 年開港を目指している西シドニーの新空港に近い「開発が進むシドニー西部地域の手頃な価格帯の不動産」が、共通して不動産価格が上昇しているということがわかります。
そのことから、昨年度のシドニーの不動産市場では、前々から高い価格帯の不動産と手頃な価格の不動産の両方が、マーケットを牽引していると言えます。
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